2014年6月19日木曜日

【History】モータースポーツ120周年⑥ ~1930年代に誕生したシルバーアロー伝説~ 1932年に新しい規格(フォーミュラ)によるレースがヨーロッパ...

【History】モータースポーツ120周年⑥

~1930年代に誕生したシルバーアロー伝説~



1932年に新しい規格(フォーミュラ)によるレースがヨーロッパで発表されると、ドイツ政府は自国の技術力を宣伝するために、国内の自動車メーカーへ参加を奨励します。

これを受けてメルセデス・ベンツは、新しいレーシングカー開発へと着手しますが、同時にアウディ、DKW、ホルヒ、ヴァンダラーが合併したアウトウニオン社も参戦。その後、両者のライバル関係は他を圧倒し、1930年代のレーシングシーンを象徴するものとなってゆきます。



メルセデス・ベンツが新しく開発したレーシングカーW25は、無塗装でアルミ地のままの銀一色でした。これは、デビューレースの車検で規定の750kgを1kgオーバーしていたため、白の塗装を剥がして車検をパスしたためです。

1934年にデビューしたW25は次々と勝利を挙げていきます。そしてライバルのアウトユニオン社に対抗すべく、無塗装シルバーボディ系譜を継ぐW125へと発展し、1937年まで数多くのレースで優勝を記録しました。



そして1938年から規格(フォーミュラ)が刷新されましたが、それに対応したメルセデス・ベンツの新型マシン、W154が大活躍をします。レースでの活躍はもちろん、最高速度記録などさまざまな記録を、W154や、W165、T80などが更新します。

この活躍が後年になって「シルバーアロー」と呼ばれるようになったのです。これが現在のF1チームであるメルセデスAMGペトロナスまでにつながる「シルバーアロー」の始まりでした。



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