2015年2月24日火曜日



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皆様、こんにちは! 本日は新型Cクラスに採用されているレーダーセーフティーパッケージの「ディストロニック・プラス」の操作レバーについて少し記します。 皆様の中でもディストロニック・プラスをよく使っている方も多いと思います。このシステムは、高速道路等で前車との車間距離を適正に保ちアクセル/ブレーキを操作してくれるだけでなく、ステアリング制御を行なって自車を車線の中央に維持してくれる、進化型のアダプティブクルーズコントロールです。 このシステム自体、世の中的に見ても先進を行っているのは間違いないわけですが、今回取り上げるのはその操作レバー。実はこれこそが、メルセデス・ベンツらしいものなんです。 他車でアダプティブクルーズコントロールを操作する場合、ステアリングスポークに埋め込まれたスイッチを操作することがほとんど。手順としてはシステムのオン・オフスイッチを操作してオン。そして車間設定のスイッチで車間を決め、さらに速度の上下スイッチで速度を決定します。それぞれのスイッチが独立しているため、スイッチの数は約3〜4つ。そして走行中に操作するには、慣れが必要です。 しかしメルセデス・ベンツの場合は、このレバー一本に全ての機能が集約されているのです! システムのオン・オフはレバーを手前・奥に動かすだけ。そして上下動作がそのまま速度スイッチも兼ねています。また車間はワイパーの速さを決定するのと同じ要領でレバーの先端をつまんで回します。そう、1本のレバーに3〜4つの機能が盛り込まれており、簡単に操作できる上にブラインドで操作が可能になっているのです。 しかも実際の操作では、レバーを上に上げるだけでオン、速度が決められ、車間をいつも使う間隔に設定しておけば触れる必要がありません。なのでほとんど1〜2アクションで設定できるのです。 これって何かを思い出しませんか? そう、メルセデス・ベンツならではのウインカー/ワイパーレバー。1本のレバーがウインカーとワイパーを兼ねているため、例え日本仕様の右ハンドルでもウインカーとワイパーを間違えるということがありません。 現在では自動車に様々な機能が盛り込まれたため、メルセデス・ベンツでも右側にはシフトレバー、左側にウインカー/ワイパーレバー、ステアリングスイッチ、そしてディストロニック・プラスのレバーとレバーの数は増えました。 しかし、どのレバーも直感的に操作が可能です。そして何よりもこのディストロニック・プラスの操作レバーは、一度使うと他のアダプティブクルーズコントロール設定スイッチとは比べ物にならないほど便利なことを痛感します。 この辺りが、メルセデス・ベンツらしさ、でもあるのです。 #cclassroom http://ift.tt/1Eqol6R

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